リーダーの仮面

ビジネス書

こんにちは、りゅうまるです。

今回紹介するおすすめな本は、株式会社識学の安藤広大さんが、書かれた

「リーダーの仮面」です。

本書は、第5章と終章で構成されています。リンク

第1章 安心して信号を渡らせよ

第2章 部下とは迷わず距離をとれ

第3章 大きなマンモスを狩りに行かせる

第4章 褒められて伸びるタイプを生み出すな

第5章 先頭の鳥が群れを引っ張っていく

終章 リーダーの素顔

本書では、「仮面をかぶると」と表現することがあります。

それは、「5つのポイント」だけを見てほかのことを考えないようにすることをいいます。

5つのポイントとは次の通りです。

「ルール」「位置」「利益」「結果」「成長」です。

それだけ絞ってマネジメントをします。

リーダーは上記の5つのポイントにフォーカスすべきと書かれています。

リーダーの仕事で大事なのは、部下を成長させ、チームを最大化させることになります。

それでは、第1章の安心して信号を渡らせよ。「ルール」の思考法について

ご紹介します。

リーダーがやることとして、もっとも大事なのが、この「ルールを決める」ということです。

しかし、ルールを決まる際に、個人的な感情を加えてしまうと問題が起こってしまいます。

リーダーは、個人的な感情で動くのではなく、組織の人間として仮面をかぶり、ルールを守らせないといけないのです。

あの人はよくて、この人は良くないなど感情で行動することは、一番やってはいけないことになります。

「ルールを作り、それを守らせる」

上記のことが、リーダーがやらないといけないことになります。

むしろ、リーダーしかできないことでもあります。

次は第3章の中にある

事実だけを拾い「言い訳の余地」をなくしていくを紹介します。

言い訳をなくしていくコミュニケーションです

本書では、ある課長の話が紹介されています。

こちらはよくあるケースだと思うので紹介します。

先週は全然ダメで、受注が取れませんでした。ほとんどのお客さんが、コロナの影響で業績が悪化していて、「今は見送りたい」と言っています。

このような報告があがってきたときに、以前は次のように評価していたそうです。

「そうか。いまはコロナだから仕方ないな。次はもっと頑張れよ」

これでは、何も改善されません。

そこで、部下の報告もちゃんと聞きつつ、その中から「事実」だけを拾うようにいたのです。

「ほとんど」といったけど、それは何件中の何人が言っていますか?

いわゆる事実を確認したわけです。

そうすると、お客さん全員がコロナを理由にしているわけではないことに気づきました。

大事なのは事実を確認していくということです。

次は第5章の中にある

「不足を埋める」から成長が生まれるを紹介します。

人がどのように成長するのか

まず、リーダーと目標を設定し、部下に仕事を任せます。

その仕事に取り組んでもらい、期限が来れば、「結果」を報告してもらいます。

結果に対して、リーダーは、「評価」します。

部下は、「結果」と「評価」のギャップを認識し、次の目標を「変えるべき行動」と

一緒に設定します。

その「結果」と「評価」のギャップを埋めいく

それにより、「成長」をします。

ここで、「結果」と「評価」との差を正しく認識できない人は、成長できません。

感情が絡んで「いい人」に思われたい葛藤と戦うためには、リーダーの仮面をかぶり、対応していくしかないのです。

ここまで、リーダーの仮面のごく一部を紹介してきました。

仮面をかぶり、リーダーとして、きちんと対応していくことが大事だということです。

まだまだ、勉強になるところがたくさんあるので、ぜひ読んでほしい

おすすめな1冊です。

それでは、りゅうまるでした!またね!

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