こんにちはりゅうまるです。
今回おすすめする本は樺沢紫苑先生が書かれた3つの幸福です。
私自身本が読むのが遅く読むのが得意ではないのですが、樺沢先生の本は読みやすく、先生の体験談もありとても好きでいつも読んでいます。
さて、本書についてですが、本当の幸せとは何か、なにが大切かをわかりやすく書かれています
本書は第7章で構成されています。
第1章 幸福とは、「脳内物質」だった!
第2章 「3つの幸福」のイメージを固める
第3章 幸せの「4つの性質」を知っておく
第4章 セロトニン的幸福を手に入れる7つの方法
第5章 オキシトシン的幸福を手に入れる7つの方法
第6章 ドーパミン的幸福を手に入れる7つの方法
第7章 人生が変わる「お金」「遊び」「食」の習慣
本書の中には、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンという脳内物質の名前が出てきます
この3つについては最近ではよく聞くようになりました。
本書でもこの3つの物質についてわかりやすくかかれています。
セロトニン的幸福とは、健康の幸福
オキシトシン的幸福とは、つながりと愛の幸福。友情、人間関係コミュニティへの所属などの幸福
ドーパミン的幸福とは、お金、成功、達成、富、名誉、地位などの幸福
第4章の中に、「今」にフォーカスするとあります。
過去のことを後悔したり、未来や将来に不安になったりする人がほとんどだと思いますが、
本書では、幸せな人生を送るためには「今が楽しい」という感覚が必要と書かれています。
私の好きな箇所があるのでご紹介します。
今、楽しいを積み上げる
今、楽しい。今日楽しい。
これが、7日間続くと、「今週1週間楽しかった」になります。
今、楽しい。今日楽しい。
これが30日続くと「1ヶ月間楽しかった」になります。
今、楽しい。今日楽しい。
これが365日続くと「1年間楽しかった」になります。
今、楽しい。今日楽しい。
こらが10年続くと、「10年間楽しかった」になります。
今、楽しい。今日楽しい。
こらが50年続くと、「自分の人生はなんて楽しい、幸せな人生だろうと」思うはずです
この言葉を読んだとき、素直に確かにと思いました。
10年後も幸せだといいなと考えたり、将来のことを考えすぎて不安になるより
今を生きて、楽しんだほうが幸せなんだろうなと思います。
また、第4章のなかに自然のなかで過ごすといいとあります
フィンランドの研究では、「一か月に5時間以上自然の中で過ごすだけで、ストレスが大幅に軽減され、脳を活性化し、記憶力、想像力、集中力、計画性が向上する。さらに、うつ病の予防効果もある」と報告されています。
とあります。自然の中でのリラックスにより、病気を予防する健康効果
セロトニンが得られるとのことです。
次は第5章のオキシトシン的幸福を手に入れる方法をご紹介します。
オキシトシンは別名「親切ホルモン」と呼ばれます。人が他社になにか「親切」な行為をしたとき、「親切をした人」「親切にされた人」の両方にオキシトシンが分泌されます
とあります。親切をしたとき、されたとき、少し幸せな気分になることがあるかと思いますが、
それは、オキシトシンの効果だということですね。
簡単にできると思うので実践してみるのもありですね。
さらに、簡単にオキシトシン的幸福を手に入れる方法があります。
それはペット飼うということです。
動物を飼うと、自分がペットに「必要とされている」という感覚を持つはずです。誰かのために自分は必要とされている。これは、「自己重要感」といって「自己肯定感」を構築する要素の一つです。
つまり、ペットを育て、ペットと交流することで「自己重要感」や「自己肯定感」が高まるのです。
動物とのふれあいにより、オキシトシンの「癒し」効果が発揮されます。
ただ人によっては、家を空けることが多い方がいるかと思います。
そんな方は、ガーデニング、「植物」を育てるとオキシトシンが出るということです。
これだとすぐに始めることができそうですね。
今回はたくさんあるなかから、私がすぐにできそうなことや、好きな言葉を紹介させていただきました。
ぜひ読んでもらいたい、1冊となっています。大変読みさすく構成されています。
おすすめです。
それでは、また!
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