【保存版】ナスの育て方|プランターでもできる!初心者向け解説

家庭菜園

夏野菜の定番といえば「ナス」。

焼きナス、煮浸し、炒め物など料理の幅が広く、家庭菜園でも大人気です。

この記事ではナスの育て方・品種の違い・栄養素・プランター栽培のコツ・失敗例と改善策まで詳しく解説します。


ナスの特徴

  • 発芽適温:25〜30℃
  • 生育適温:20〜30℃
  • 栽培期間:4月〜10月(地域による)
  • 収穫時期:6月〜10月

➡ 高温を好み、比較的長い期間収穫できる夏野菜です。


栽培スケジュール

  • 種まき:2月〜3月(保温が必要)
  • 苗植え付け:4月〜5月
  • 収穫:6月〜10月

※初心者は苗から育てる方が簡単で確実です。


ナスの育て方手順

① 土づくり

  • 苦土石灰を混ぜて酸度調整(pH6.0〜6.5が理想)
  • 元肥として堆肥や有機肥料をしっかり投入

② 苗の植え付け

  • 株間40〜50cm、深植えしすぎないように植える
  • 支柱を立てて風で倒れないように固定

③ 水やり

  • ナスは「水食い野菜」と呼ばれるほど水を好みます
  • 乾燥させないよう、毎日たっぷり与えるのが基本

④ 追肥

  • 最初の実を収穫後から2週間に1回追肥
  • 肥料切れすると実が硬くなり、収量も減る

⑤ 剪定

  • 最初の枝分かれ(1番花の下)から出た3本を主枝にする「3本仕立て」が基本
  • 不要なわき芽は早めに摘み取る

プランターで育てる場合

  • サイズ:深さ30cm以上、容量15L以上の大型プランター
  • 土:市販の野菜培養土+堆肥
  • ポイント:水切れしやすいので、こまめな水やり必須

➡ プランター栽培でも十分収穫できます!


品種の違い(代表例)

  • 千両二号:家庭菜園定番、長ナス型
  • 黒陽:実つき良く作りやすい
  • 真黒ナス:昔ながらの味わい
  • 丸ナス(賀茂ナスなど):煮物や田楽に最適

ナスの栄養素

  • ナスニン(ポリフェノール):抗酸化作用でアンチエイジング
  • 食物繊維:腸内環境改善
  • カリウム:むくみ解消・血圧調整

よくある失敗と改善策

失敗①:実が小さいまま育たない

  • 原因:肥料不足、水切れ
  • 改善策:こまめな水やりと定期的な追肥

失敗②:葉にハダニやアブラムシが発生

  • 原因:乾燥や風通し不足
  • 改善策:葉裏に水をかけて予防、見つけたら早めに駆除

失敗③:実が硬い・種が多い

  • 原因:肥料切れ、取り遅れ
  • 改善策:収穫は若どりを心がけ、肥料を切らさない

まとめ

ナス栽培のポイントは

  • 水を切らさない(毎日たっぷり)
  • 定期的に追肥を与える
  • 3本仕立てで管理しやすく
  • 病害虫対策は早めに

これさえ守れば、初心者でもたくさん収穫できます!

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