夏野菜の代表といえば「きゅうり」。
シャキシャキした食感とみずみずしさで、家庭菜園でも大人気です。
この記事では、きゅうりの育て方・品種の違い・栄養素・プランター栽培・失敗例と改善策をまとめました。
きゅうりの特徴
- 発芽適温:25〜30℃
- 生育適温:20〜28℃
- 栽培期間:春まき(3〜6月)→夏収穫、秋まき(7〜8月)→秋収穫
- 収穫時期:種まきから約50日〜60日
➡ 成長が早く、収穫スピードも速いのが特徴です。
栽培スケジュール
- 種まき:3月〜6月(春)/7月〜8月(秋)
- 植え付け:4月〜6月
- 収穫:6月〜10月
※初心者は苗から育てる方が簡単で失敗が少ないです。
きゅうりの育て方手順
① 土づくり
- 弱酸性の土(pH6.0〜6.5)が適正
- 元肥として堆肥や有機肥料をしっかり投入
② 苗の植え付け
- 株間は40〜50cm
- ツルが伸びるのでネットや支柱を設置して立体栽培に
③ 水やり
- きゅうりは水分を多く必要とする野菜
- 乾燥に弱いので毎日こまめに与えるのが基本
④ 追肥
- 植え付け後2〜3週間で追肥を開始
- その後は1〜2週間ごとに追肥
⑤ 摘心(てきしん)
- 主枝が支柱の高さに届いたら先端を摘む
- 側枝を伸ばして収穫量を増やす
プランター栽培のポイント
- サイズ:深さ30cm以上、容量20L以上
- 土:市販の野菜培養土でOK
- ネット:ベランダなら省スペースでできるネット栽培がおすすめ
➡ プランターでも十分な収穫が可能です!
品種の違い(代表例)
- 夏すずみ:病気に強く育てやすい定番品種
- シャキット:果実が歯切れよく、サラダ向き
- ときわ地ばい:支柱不要のつるなし品種
きゅうりの栄養素
- カリウム:むくみ解消、血圧調整
- ビタミンC:美肌効果、免疫力アップ
- 水分:約95%を占め、夏の水分補給に最適
よくある失敗と改善策
失敗①:実が曲がる
- 原因:水不足、肥料不足、受粉不良
- 改善策:水を切らさない、追肥を忘れない
失敗②:実が黄色くなる
- 原因:肥料不足、収穫の遅れ
- 改善策:定期的な追肥、若どり収穫を心がける
失敗③:病気(うどんこ病・べと病)
- 原因:湿気・風通し不足
- 改善策:ネット栽培で風通しを良くする、雨よけで対策
まとめ
きゅうり栽培のポイントは
- 水を切らさない
- 定期的に追肥を与える
- ネット栽培で風通しを良くする
- 若どりで収穫して株を長持ちさせる
これを意識すれば、プランターでもたっぷり収穫できます!
コメント